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沿革・連絡先

■沿革

 150年前の横浜開港は近代日本の幕開けでした。横浜を中心として神奈川県下各地に新しい文明の灯火がともされ、わが国の生活・思想が大きく変わり始める基となりました。中でも教育・医療・社会福祉という人を生かし 大切にする働きは、アメリカ・イギリスから渡来した婦人宣教師たちによって各地で始められました。特に女子教育・児童教育、さらには幼児期の死亡率が高い時代に 乳児の保健衛生・保育・幼児教育が始められたのはこの地が最初でした。
 いずれも 幼子を招き祝福され 「天国はこのような者の国である」とお教えくださったイエス・キリストに倣っての業でした。小さな命を大切にし受け容れる社会こそ、近代国家の礎となりました。

 それらの宣教師のもとで保育を実際に経験しながら学び、幼稚園・保育園を継承し、あるいは設立する保育者も多くなりました。日本人の手による日本の子どもたちへの保育が普及するに従って、1906年(明治39年) 各地の幼児教育施設の連絡会として 「日本幼稚園連盟」が設立されました。日本幼稚園連盟はアメリカ合衆国の万国幼稚園連盟日本支部として設立されたキリスト教幼稚園の団体でもありました。

 その後、日本幼稚園連盟は 1931年(昭和6年)に幼稚園・保育園の組織として設立された「キリスト教保育連盟」へと引き継がれることになりました。1968年には さらなる保育向上のために組織化され、「社団法人キリスト教保育連盟」として文部省から認可を受け現在に至っています。

 現在 全国13部会(北海道 奥羽 東北 関東 神奈川 信濃 東海 北陸 関西 中国 四国 九州 沖縄) その内 神奈川部会は 52団 3養成校が加盟しています。

■神奈川部会

〒242-0006 大和市南林間2-14-8(高座みどり幼稚園